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2008-12-05 (Fri)
つぼみろーず2運命の日~乳がん告知~
2008年8月25日(月)

 2日前に病院に検査結果が出ているかの電話をしてみた。
「検査結果が出てますのでご家族の方と一緒に来てください」とのこと。
「結果を聞くのは一人じゃダメなんですか?」と聞く私。
何だか一人でじっくり聞きたい気分だった。
でも病院の受付のお姉さんはやんわりと「えぇ。一応大事な検査結果ですので…色々たくさんお話があると一人では頭に入らなかったりすることもあるでしょうから…。」言ってくれた。

あ~、何だかやな予感アップロードファイル
悪い結果が出てるから一人では冷静に話を聞くことができないであろう…ということだね。
誰と一緒に行こうか。母親?旦那?
実は今回病院にかかったことはまだ母親には言ってなかった。
検査結果がシロだったらわざわざ余計な心配させたくないし、結果が出てから話そうと思ってた。
でもこうなったら話しておかないと。
ということで、母親に電話をして旦那と結果を聞きに行く間、子供たちを見ててもらうことにした。
母親はすごく驚いていたけど、「まだわかんないし、ただの乳腺炎やろう…」と笑ってた。

25日の夕方、パパさんには仕事を早退してもらい一緒に病院に行くことに。
母親と子供たちを病院の近くのショッピングセンターに降ろしてから病院へ向かう。
車の中の私とパパさんは…無言。
車を降りるときに「大丈夫やけんなびっくり」と肩を叩かれたけど私の心には入ってこない言葉だった。

病院に入ると私が最後の外来患者らしく、誰もいない。
受付のお姉さんや看護師さんたちが"待ってました"と言わんばかりに動き出す。
私たち夫婦二人で先生のいる部屋に通される。
今までの経緯と検査の結果が先生の口から囁くように告げられた。
「残念ながら…癌でした」

私はその瞬間どんな顔で先生を見ていたのだろう。
先生は無表情だった。
私より先に横に座っていたパパさんが「はぁ~っ絵文字名を入力してください」と大きく息を吐いた。
こういう時って意外にも涙は出ないものだった。
続けざまに言われたのは「この状態を見る限りでは右乳房全摘…」。
今度は私がさすがに「はぁ~っ絵文字名を入力してください」だった泣

癌だったけど早期発見だから温存できるよ!!ではなく、いきなりおっぱいかたっぽ無くなるなんて言われても。
このときすでにリンパにも転移が確認されていた。
それが予後の悪さをあらわしていることは私も知っていた。

何も考える暇もなく手術する病院選びの話になった。
先生からは4つの病院を紹介されたが、どこもなじみの無いところばかり。
病院の評判すらわからないし、何をどう選べばいいのかもわからないので先生に色々と聞いてみた。
私が入院するとなると子供たちを実家に預けなければいけないので、実家からそう遠くないこと、乳腺の専門の先生がいるということで一つに絞り紹介状を書いてもらうことになった。
交通の便が悪いところだったが、そんなことよりも専門の腕のいい先生にお願いしよう…と言ったパパさんの言葉からここに決めたが、結果それでよかったのだと思っている。

紹介状をもらい、病院から出て車に乗り込んだ私たち。
パパさんからは「大丈夫、大丈夫」と何度も肩を叩かれたが私はパパさんの顔も見れなかった。
幼稚園はどうしよう…
死ぬのかな…
不安に押しつぶされそうで、大声で泣き叫びたかった。
でも泣けなかった。
今から子供たちと母親の待つショッピングモールに迎えに行かなければいけない。
とりあえず紹介先の病院に2日後の予約を入れ、車を発進させた。

ゲームコーナーで遊んでいたチビが私たちの姿を見つけ走りよってきた。
母親からは検査結果を聞き出せないでいるようだったので自分から口を開いた。
私 「癌やった。」
母 「それはわかってるよ。で…良性?」
私 「悪性。全部なくなるって。」
母親はかなり動揺していた。自分より先に子供がこんなことになってしまい、親としては複雑なところだろう。
私も親の立場からだとそれはそれでよくわかる。

その日は何をしても集中できず、呼吸がとてもしづらかった。
息を吸っても吸っても入ってこない感じ。
足取りはフラフラでおぼつかない。
翌日まで何も食べられなかった。
私から笑顔が消えたらその空気が子供たちにも伝わるんだね。
なぜか二人ともグズグズでわけわからないことで泣き出したり。

私が死んでしまったらこの子達はいったいどうやって生きていくんだろう。
頭の中はそんなことでいっぱいだった。
夏休みも今日までで、明日からは登園日が続く。
マンションのママ友にも顔をあわせなければいけない。
がん宣告翌日に人に会わなければいけないのは…非常につらかった涙
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